「杉の子ビル歯科」院長の金杉です。
父が幼稚園を運営していたことから、私はこの地域で生まれ育ちました。思い入れのある地元で地域の方々と共に笑顔の毎日を送っていける町医者になりたいと考え、平成8年、「杉の子ビル歯科」を開院しました。

当院にご来院くださる患者さんは、ほとんどが近隣にお住いの方々ばかり。お子さんからお年寄りまで、幅広くみなさんに頼っていただけている現在は、私が願っていた「地域の町医者」そのものです。

開業して20年が経ち、その間にさまざまなご家族に出会い、歯科の枠を越えて携わってまいりました。その中で、例えば虫歯の多いお子さんのご家庭は、みなさん虫歯が多いのだと知りました。食生活や食後の歯磨きを丁寧に行うこと、定期的に歯科医院に通っているかなど、虫歯や歯周病になりやすいかどうかはご家庭の方針や習慣が大きく反映されるのです。
そこで当院では、患者さん一人ひとりのバックグラウンドを考慮した上で、治療計画を考えていきます。それは、長年地域に密着しているからこそできることなのだと考えています。

当院がめざすのは、おうちから持ってきたお弁当のような存在です。決して、高級なイタリアンやフレンチにはなれません。それでも、生活の中に当たり前にある。そんな存在でありたいのです。患者さんにとって身近で、いつでも気兼ねなく立ち寄れる、そんな歯科医院でありたいと願っています。